①アシックス跳躍(走り幅跳び・三段跳び・棒高跳び)用スパイクについて
今回は、走り幅跳び・(棒高跳び)用スパイクの“ロングジャンプ プロ 2”と、三段跳び・棒高跳び用の“トリプルジャンプ プロ 2”の違いや特徴についてまとめてみました。
ロングジャンプ プロ 2※タータン専用モデル
使用可能な場所・・・タータン
◇対応種目・・・走り幅跳び・(棒高跳び)
◇ミッドソール・・・ロングジャンプよりも薄くなっている
◇スパイクの重さ・・・約192g (26.0㎝片足 店舗での計測値)
トリプルジャンプ プロ 2※タータン専用モデル
使用可能な場所・・・タータン
◇対応種目・・・三段跳び・棒高跳び
◇ミッドソール・・・ロングジャンプよりも厚くなっている
◇スパイクの重さ・・・約200g (26.0㎝片足 店舗での計測値)
まずこの2つのスパイクの大きな違いは、対応種目が異なるところです。
対応種目とは使用に最適な種目を表していて、この種目用につくりましたよ、この種目に特化したつくりになっていますよと言う事を示しています。走り幅跳びと三段跳びでは動作が大きく異なる為、ロングジャンプは走り幅跳び・棒高跳び、トリプルジャンプは三段跳び・棒高跳びとスパイクの対応種目が分けられています。
助走スピードを重視する走り幅跳び用のロングジャンプは軽くして助走スピードにのりやすいように、三段跳び対応のトリプルジャンプは、ステップ時の強い衝撃に耐えれるようにミッド―ソールが厚いつくりになっています。
対応種目に該当していないからその他の種目で使用できないということはありませんが(例.短距離専用スパイクで幅跳びをおこなうなど・・・)怪我やスパイクの破損、記録へのマイナスな影響を出るかもしれないので、そのスパイクの特徴を知って理解する事が大切になってくると思います。とくに走り幅跳びと三段跳びを掛け持ちしている選手は多いと思うので、どちらを購入するか迷う場合は試し履きもしっかりして感覚を確認しましょう。
※ミッドソールの厚さについて
写真左 ロングジャンプ 写真右 トリプルジャンプ
ミッドソールとは写真スパイクの黒色部分になります。
厚さがあることによって地面からの衝撃を和らげるクッション性が高くなり、安定した体重移動と踏切が可能になるので、三段跳び用のトリプルジャンプのほうが厚いつくりになっています。
※2020年10月より、上記商品は販売中止となっています。発売開始となり次第更新します。詳細は、アシックスHPにてご確認下さい。
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