アシックス ランニングシューズ エボライド
アシックスの新作シューズ“エボライド”について、その特徴をまとめてみました。
1.つま先上りのソール
まず他のシューズと最も異なる点が、つま先上りの構造になっていることです。
実際に履いて体重を前に移動してみると、自然とつま先に重心がのり、接地から蹴り出しまでスムーズに体重移動が出来そうです。つま先で蹴る感覚がつかみやすいので最後の蹴りがしっかりできます。
2.横への溝が少ないソール
横方向への溝(屈曲溝)を入れていないソールを使用。溝を入れずに曲がりにくくすることで、前方向へ転がりやすいようになっている。メーカーでは、“コロンと転がる”ような感覚にすることを目指したそうです。
3、フライトフォームプロペルを使用
他のシューズと共通してる部分になるが、最近のアシックスランニングシューズの多く使われるようになった、フライトフォームプロペル(ソールの素材)を使用。
反発性とクッション性に優れていて、快適な走り心地が得られる。この素材のみの一層構造になっているので軽量性も考えられています。
アシックスランニングシューズは、走行安定性(オーバープロネーションの方、安定した接地感を求めるランナー)・ニュートラル&クッション(アンダープロネーション~ニュートラルプロネーションの方、柔らかい接地感を求めるランナーの方)等のコンセプトをもとにつくられています。
今回発売されたシューズは、“走行効率性”という今までなかったコンセプトをもとにつくられているので、他のシューズとは違ったつくりが多く、走り心地もまったく異なっていました。
メーカー推奨のランナーレベルは、フルマラソンサブ4の方向けです。(4時間以内で走りきる事)。つま先で蹴ってスピードを出すイメージのシューズなのでタイムを狙っているランナー、スピード+クッション性を求めるランナーに使いやすいと思いました。
興味があるランナーは是非お試しください!