陸上・ランニングソックスについて
陸上やランニングをする上でソックスは欠かせないアイテムの1つです。
ランニングシューズやスパイクと一緒で陸上ソックスの特徴を知って少しでも快適な走りができるといいですね。
ソックスの特徴として、長さ、厚さ、形などがあります。
<ソックスの長さ>
ソックスの長さは、アンクル丈(くるぶしが見える長さ)、ショート丈(足首が隠れる丈)、レギュラー丈、ハイソックス丈があります。
一般的に陸上やマラソンで履かれているのは、アンクル丈やショート丈です。
アンクル丈とショート丈、同じように丈が短いですが、デザインではなく理由があります。
陸上用におすすめなのは、アンクル丈です。くるぶしが見えることで、足の筋肉の動きをスムーズにしてくれます。
ショート丈は、靴と足の擦れを防いでくれるので、靴ズレなど気になる人は、ショート丈をおすすめします。
<ソックスの厚み>
ソックスの厚さには、厚手と薄手の物があります。
厚手のソックスは、クッション性があるので、地面への衝撃を和らげてくれます。
始めたばかりの人は、筋力や走りが固まるまで厚手のソックスを履いて走ることをおすすめします。
薄手のソックスは、足の指が地面を掴み取りやすいので短距離や長距離のレースに向いています。
<滑り止めのソックス>
陸上のソックスには、滑り止めがついている物がいいと言われるのは、シューズの中で足が動くと安定性が無くなり足が疲れやすくなってしまうからです。
<ソックスの形>
陸上ソックスの形のは、ラウンド型(一般的な形)や五本指のソックスがあります。
ラウンド型はごく普通な形なので履いたことのない人はいないと思います。
五本指のソックスは履いたことありますか?
最近五本指のソックスの効果を感じる方が増えてきましたが、まだまだ何がいいの?と言う感じではないでしょうか。
例えばお料理の鍋つかみを使った時、もう少しこの指が動かせたらと思ったことはありませんか?この動作と似ていてソックスも五本指に分かれている方が1本ずつの指が動かしやすく、より地面を捉えることができて、蹴り出す力も強くすることができるんです。
また、ランニングなどの長距離は、足の指同士が擦れてマメができやすくなってしまうので、五本指ソックスで1本1本の指がカバーされることでマメを防ぐこともできます。
ただ、履きなれていないのでいきなり大会で履くよりも、普段から履きならしていく方がいいかもしれませんね。
このようにソックス1つをとってもいろんな機能があります。
練習用、レース用など使い分けしてみてください。
快適な走り、記録を目指すために、自分に合ったソックスを探してみませんか。